投稿日: 2020年2月10日 TNCテレビ西日本(FNN系列)が制作する情報番組「ももち浜ストア」のコーナーで、伝統的な製品でありながら、若手女性職人が多く活躍する企業が紹介されました。生活習慣の変化により伝統的な製品の需要が減少しつつある中、職人の高齢化が進み、技能の伝承が難しくなっています。この業界では、職人は独立した個人事業主として、都度都度仕事を請け負うのが慣習でした。しかし、需要が旺盛な時はそれでよかったものの、需要が減少する中では、一定の仕事量を確保するのが難しく、生活が不安定になる心配があります。それが若手が働く際の一つの障壁になっています。この企業では、いち早くそのような取引慣行を変更し、20代前半から30代前半の複数の職人を正社員として雇用して、伝統工芸士に指導を仰ぎながら育成しています。その多くが未婚・既婚の女性であることも、業界の中では非常に珍しいことだそうです。今回の取材の話も、番組ディレクターから直接企業にお話が入ったものですが、1月28日の取材日には私も立ち合い、取材のお手伝いを行いました。 TNC「ももち浜ストア」で若手女性職人が報道されました 投稿ナビゲーション 工場の若手職員がテレビで新成人の抱負を語りました毎日新聞で工房デザイナーがフォーカスされました