メディアへの情報提供はどのように行うのでしょうか

メディアが好む情報とは

新製品の発売や新しい拠点の構築など、文字通り企業の「ニュース」をメディアに伝える際に使用するツールがニュースリリース(プレスリリース)です。ニュースリリースは主に、ターゲットメディアに「一斉」に「単発の案件」として発信する際に使われます。

一方で、メディアは「独自」のネタを好みます。また、「複数の案件」をまとめて一つのテーマや傾向として報道します。宣伝ではありませんのでよほどの画期的なものでない限り「単発の案件」として取り上げることはありません。

ニュースリリースの意味とは?

それではニュースリリースを出す意味はというと、ニュースリリースで取り上げた案件を報道してもらうことには間違いありませんが、最も重要な役割は、「メディアリレーションは継続してこそ。その理由は?」に述べましたように、記者の記憶に御社のことを定着化させることにあると思っています。記者の記憶に留まれば、あるテーマを記者が企画する際に、その取材候補の一つとなる可能性が高まります。

他の情報提供手段は?

ニュースリリースはメディアに情報提供する際の基本的、かつ、重要な手段ですが、情報提供手段はそれに限るものではありません。代表的なものには、ニュースレター、個別説明/取材誘致、報道機会/イベントへの招待などがあります。

-ニュースレター

ニュースレターは、企業のまとまった活動を理解してもらうために四半期~半年に一度、その期間にニュースリリースで取り上げた案件や補足・追加情報などをまとめて一つの資料としてお配りするものです。複数の案件がまとまれば記者の頭の中で企業像が浮かびやすくなります。

-個別説明/取材誘致

個別説明/取材誘致は、案件に興味を持ってもらえそうなTV番組のコーナーや新聞の囲みシリーズにターゲットを絞って、個別に働きかけを行うものです。自身がディレクターや記者になったとしたらどのような情報があれば一つの番組や記事に仕立て上げられるかを考えつつ、自社のことだけではなく関連情報も含めて「素材のご提案」という形で働きかけます。詳しくは、別稿「『啓発型パブリシティ』と『テーマ型パブリシティ』」をご参照ください。

-報道機会/イベント

報道機会/イベントは、例えば、商品や技術、研究開発施設や生産工程、経営者を始めとする人物など、実物に触れてより深く理解を促すことを目的としたものです。二次元的なニュースリリースと比較してはるかに多くの情報を双方向で届けることができます。

 

これらを適宜組み合わせながら、継続的にメディアとコンタクトする機会を設けていけば、メディア側の反応や要望を直接感じ取ることもでき、また、ディレクターや記者との個人的な関係も深まっていきます。それが次の広報活動の指針にもなっていきます。

メディアへの情報提供はどのように行うのでしょうか
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