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メディア報道を通じて御社・製品の評価を全国レベルへ。単発のプレスリリース作成・配信もお任せください。

今年も多くのメディアに取り上げていただきました

今年もTV、新聞、雑誌、WEBなどたくさんのメディアに、様々な企業や団体の活動を掲載いただけました。先ずもって関係する方々に厚く御礼申し上げます。この機会に、自身の振り返りの意味を込めて、メディアでの露出を増やすポイントについてあらためて記してみたいと思います。

基本的なことにはなるのですが、最も重要なポイントは、やはりプレスリリースの「質」と「量」です。

■プレスリリースの「質」

記者やディレクターの方々に興味を持ってもらうには、「2-3.メディアが報道したくなる6つの観点」に記載したように、①新規性/革新性、②優位性/希少性、③意外性/ユニークさ、④公益性/社会性、⑤季節性/適時性、⑥地域性などの要素が含まれている必要があります。リリースの作成にあたっては、ヒアリングなどを通じてそれらを折り込むことが大切です。

「質」の面でもう一つ大切なのは、目に留まりやすさと読みやすさです。一日に百件以上のリリースが送られてくる中で目にとめてもらうには、タイトルが非常に重要となります。極力、上述の要素を含むようにします。また、パッと見てアイキャッチとなる写真や図表を最初のページに入れることも、瞬間的に重要性を判断する材料となります。本文は、5W1H、結論ファースト、論理的かつ簡潔に。専門用語などの説明は欄外の注釈にまとめたりするのも、全体を通して読んでもらう工夫の一つです。

■プレスリリースの「量」

「下手な鉄砲」ではいけませんが、「質」を確保したうえでリリースを増やすこと、そして、出来るだけ多くのメディアに情報を提供することも、露出を増やす第一歩です。全国紙やTV局は地元の支局や放送局にお送りするのが基本ですが(「4-1.本社と支局、どちらの記者に情報提供すべきでしょう?」参照)、特定の領域を報道する産業紙や専門紙誌を開拓して、合致するリリースはそちらにもお送りすれば、掲載の可能性が高まります。最近は多くの専門紙がWEB媒体を運営しニュースサイトとも提携していたりするため、拡散も期待できます。

■その他のポイント

プレスリリースはニュースリリースとも言われるように、ニュースを提供するものですので、TV局の場合で言えば報道局が主担当となるようなスポット的な内容となります。このスポット的な内容でメディア、あるいは記者やディレクター個人との関係を深め、個別の情報提供などを通じて取材を受けることができれば、更に深く幅広い観点からの報道につながりやすくなります。

また、プレスリリースは一方的な二次元の情報というところに弱みがあります。双方向コミュニケーションが図れる記者会見や記者発表、開所式や調印式などメディアの出席を促す機会を増やすことも露出拡大につながります。リモートでの会見が一般的になってきましたので、特に地方の企業や団体の場合は、東京のメディアの認知を得るのに非常に良い機会となります。

来年も、このような基本に立ち返りつつ、埋もれがちな情報をより多くのメディアにお届けしてまいりたいと思います。

今年も多くのメディアに取り上げていただきました
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