イムゼ・ピーアール:九州・福岡の広報・PRコンサル

メディア報道を通じて御社・製品の評価を全国レベルへ。単発のプレスリリース作成・配信もお任せください。

2-4. 新製品のリリースの効果的な出し方は?

新製品の販売は企業の重要なイベントです。メディアの報道を通じてお客様に広く情報を届けられれば販売にダイレクトに結び付きます。メディアへの掲載可能性が高まる方法はあるのでしょうか?

■比較的取り上げられやすい専門紙誌

専門紙誌の場合は、読者の関心事項もその業界に絞られており、その業界の新製品紹介のコーナーなどがありますので、製品単体でも比較的取り上げてもらいやすい傾向にあります。BtoB商材には効果的です。Yahoo Newsなどのネットニュースに転載されることもありますので、一般消費者が情報を目にする可能性が無いことはありません。積極的にリリースを出していくべきと考えます。

■企業戦略と絡める一般紙誌

一方、一般紙・経済紙・産業紙は、製品単体に絞った記事はまず書いてくれません。なぜなら、それらのメディアの関心事項は、個々の製品というよりは、企業活動にあるからです。革新的な技術や製品で、今後の業績や株価に影響を与える内容であれば、製品発表の機会に取り上げられることはあります。しかし、技術や製品そのものがフィーチャーされるのではなく、あくまで、企業としての業績や、市民の生活がその技術や製品によってどうなるか、という点に関心が向けられます。製品単体に絞った形では取り上げられることは無いとお考え下さい。それでもリリースを出し続ければ、少なくとも企業の積極性を印象づけることはできます。何らかの報道企画につながる可能性もあります。

製品や技術であっても、複数をまとめれば企業としての戦略が見えてくることがあります。近いタイミングで複数の同じ戦略をもった製品がある場合は、それらをまとめて、企業としての方針や戦略を主題にし、個々の製品はそのエビデンスとして位置付ければ、報道される確率はぐんと高まります。個々の製品の詳細は、参考資料として添付すれば、全体が冗長にならなくてすみますし、専門紙誌向けにもそのまま活用が可能です。

■新製品リリース時の留意点

メーカー側の視点では製品のスペックを誇りがちになります。専門メディアや詳しい方々には必要な情報ですが、そういう方々に含めて何より重要なのは、そのスペックで何のメリットがユーザーにもたらされるかということです。

タイトルにそのメリットが入れば言うことはありません。少なくとも、メディアの目にとまる1頁目に、具体的な使用例とその効果がイメージできるような写真やイラストなどを配置するようにすれば、取り上げてくれる確率はグッと高まるでしょう。

2-4. 新製品のリリースの効果的な出し方は?
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